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皮も食べる、命を捨てない料理のヒント

毎日、お客さんに向け、つうしんを書いています。最初は畑からの情報がメインでしたが、日々その見た目がかわいそうなこともある野菜をどうしたら食べていただけるか、考えながら、いわば野菜の弁護人のように料理のレシピや、ポイントなど書いていたら、それがお客さんにはよかったみたいで、いまも続いています。ただ最初のころは毎週違う提案をしていたのですが、最近ネタ切れ気味で、以前書いたものを引っ張り出すことも多々。それでも、少しは野菜のためになっているかなと、気を休めています。

時に誇らしい野菜が出てきたりすると、もうレシピなんていらない、ただ茹でて塩かけて食べればいい。なんて思ったりいます。そういうおいしいよね、という体験もお客さんと共有したいものです。

 

 

例えば、2017年11月のつうしんの一部

こうしんだいこん【乾燥するので注意冷蔵】

紅芯大根は、緑色の丸い普通のカブみたいに見えますが、実は大根で、切るともっとびっくりすることに赤いです。煮るより、サラダ、いためもの向きです。

だいこん【乾燥しないようくるんで冷蔵】

 煮ても焼いても炒めても、生でも、すりおろしてもおいしい大根。いまから一番おいしいシーズンです。♪大根おろして、豚肉をごま油で炒めて、最後にポン酢と絡めて。♪辛い大根おろしで味わうには、大根おろしてから10分おきます。で、厚揚げや焼いたさつま揚げにつけます。♪天ぷらに使うときは甘いほうがいいので、おろしたらすぐ加熱します。10分くらい。それを使います。♪鍋ダレには、大根おろしと、レモン汁(近いうちレモンをセットに入れます)と、しょうゆの組み合わせで(好みでポン酢追加)、つけていただきます。意外にすき焼きにもあうかも。チャレンジどうぞ。

たーさい【冷蔵】     

仙台ユキナと同じ系統の葉物で、いい香りがあります。おひたしや、ふつうに炒めもの。見た目と違い小松菜ほど個性はないので、なんにでも。虫の食った跡は傷みやすいので、虫食いが有ったら洗って保存してください。

さといも【寒いの苦手です】

 ♪カマンベール和え。里芋、ゆでます。白ゴマを練って大さじ 1くらいにして、みりんも同量、しょうゆ小さじ 1を入れて和えます、最後にカマンベールチーズを刻んで入れて、もりあわせ。温かいうちがおいしいです。もしゆですぎちゃったというときは、いっそ、とろとろにした料理っていうのはどうでしょう。♪里芋を1センチくらいで半月状に切ります。だし汁で煮ます。溶けてきたら、白菜キムチを入れ、沸騰したら、豆乳を入れ、味噌を入れ、煮込まずに出来上がり。あつあつです。♪まるごとゆでて、竹串が通るくらいになったら皮をむいて、それをフープロで、がー。片栗粉を混ぜて(里芋300グラムにだいたい15グラムくらい)混ぜて、煮たてただし汁の中に、スプーンで丸めて、ぽとん。みりん、しょうゆで味付けをして、かき混ぜながら、溶き卵をいれてできあがり、素材がさびしいときはなにか加えても。

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